電気設備事故事例に学ぶ1 ~予定外作業・作業変更の落とし穴~
電気設備事故事例に学ぶ1 ~予定外作業・作業変更の落とし穴~
商品詳細
工場・事業所などの電気担当者、電気主任技術者、現場作業者向け
十分な停電時間を確保しづらい状況下での自家用電気設備の工事や点検などの作業は、事前の作業計画に従い、綿密に安全対策を講じた上で実施することが求められます。
しかし、実際の現場では、様々な事情により急な“作業変更”や“予定外(計画外)作業”を余儀なくされるケースが出てきます。
こうした“作業変更”や“予定外作業”は、往々にして安全対策に死角を生じさせ、感電災害等の重大事故を招く危険要因になり得ます。
この映像教材は、自家用電気設備における作業変更等に起因する事故事例を検討し、教訓を探る内容としています。
【内容】
●部分停電の状態で、キュービクル内変圧器の絶縁油の採取作業を実施。…断路器の汚れを発見。
→…思い付きで清掃作業をしようとして感電!
●事故を招きやすい作業変更
○作業変更の様々なケース
●作業変更による事故事例
○キュービクル内漏電遮断器の取替工事の際、事業所の都合で当初予定の停電時間が短縮。
やむを得ず活線近接状態で作業開始。
→工具使用のミスからアーク負傷!
○部分停電の状態でキュービクル定期点検を実施。終了後、高圧側の絶縁抵抗を再測定したところ値が低下。
原因調査のため予定外のキュービクル内目視確認作業。
→誤って高圧充電部に触れ感電!
○キュービクル定期点検の際、急なPASの不具合のため、当初予定の全停電から部分停電に変更。
停電範囲を確認しないまま作業続行。
→誤って充電中の避雷器に触れ、感電!
●作業変更時に注意するべき点(まとめ)